サンクスアイが「やばい」と言われる理由について、インターネット上ではさまざまな声が飛び交っています。
健康食品を中心に展開する企業でありながら、なぜこれほどまでに賛否が分かれるのでしょうか。
この記事では、実際の口コミや報道をもとに、問題点や注意すべき点をわかりやすく整理してお伝えします。
サンクスアイが「やばい」と言われる5つの主な理由とは?
理由①:商品の価格が市場相場と比べて高すぎるから
サンクスアイが扱う健康食品は、確かにこだわった原材料や製造工程があるとされています。
しかし、同じような栄養成分や効果を持つ市販の商品と比較すると、かなり高めの価格設定になっていることが目立ちます。
例えば、青汁や乳酸菌サプリなどは一般的に数千円で購入可能ですが、サンクスアイの商品は1万円を超えるものもあります。
この価格差に対して「本当にそれだけの価値があるのか?」と疑問を抱く人も多く、「やばい」と感じられる原因のひとつとなっています。
理由②:収入を得るためには勧誘が必須になる仕組みだから
サンクスアイのビジネスモデルは、いわゆるマルチレベルマーケティング(MLM)の形を取っています。
商品を自分で使うだけではなく、他人に紹介して会員にさせ、その人がさらに紹介者を増やすことで報酬が発生する仕組みです。
この構造上、収入を得るためにはどうしても「勧誘」が必要になり、ビジネスを続けるハードルが高くなります。
知人や友人に声をかけることに抵抗を感じる人も多く、結果として心理的なプレッシャーや人間関係のトラブルを引き起こすことがあります。
理由③:信者のような強いコミュニティ文化があるから
サンクスアイに関わる人の中には、企業や商品、ビジネスモデルに対して非常に強い信頼や忠誠心を持っているケースがあります。
そのため、外部からの批判や疑問の声に対して過剰に反応する人もいるようです。
「この商品は人生を変える」「この会社と出会えたことに感謝している」などの表現が頻繁に見られることから、まるで信仰のような雰囲気があると感じる人もいます。
それが「信者的だ」「やばい」と見なされる一因となっています。
理由④:企業の情報が不透明で実態がわかりにくいから
公式サイトや資料などを見ても、サンクスアイの運営実態や企業の詳細があまり公開されていないという指摘があります。
代表者の顔や会社の沿革、財務情報などが分かりづらく、「本当に信頼できる会社なのか」と不安に思う人が多いのです。
特に、新規参入者や外部の人にとっては、情報が少ないことが不信感につながりやすくなります。
情報開示の姿勢が見えにくいことが、「やばい」と言われる理由のひとつとして挙げられています。
理由⑤:実際に解約や退会がスムーズにできないことがあるから
サンクスアイに入会したものの、途中でやめたくなった人が「なかなか解約できなかった」という声を上げているケースもあります。
カスタマーサポートの対応が遅かったり、手続きが複雑だったりと、ストレスを感じたという報告も見受けられます。
また、解約しようとした際に周囲から引き止められたり、心理的に負担を感じることもあるようです。
こうした実態が「抜けづらい組織」としての印象を与え、警戒される原因となっています。
過去のトラブル事例から見るサンクスアイの実態を4つ紹介
事例①:消費者庁から行政処分を受けたことがある
サンクスアイは過去に、消費者庁から行政処分を受けた経歴があります。
その理由は、景品表示法に違反するような表示や勧誘行為があったとされている点です。
たとえば、商品の効果を過度に誇張して伝えたり、実際には根拠が不十分な説明をしていたことが問題視されました。
行政処分は企業にとって重大なペナルティであり、この事実が公表されたことにより、世間の信頼を大きく損なうこととなりました。
事例②:勧誘に関するトラブルが国民生活センターに寄せられている
国民生活センターには、サンクスアイに関する勧誘トラブルの相談が複数寄せられています。
「断っても何度も連絡が来る」「友人だと思っていたのにビジネス目的だった」といった声が多く、強引な勧誘が問題視されています。
このような相談が公的機関に寄せられていることは、サンクスアイに関する不安感を裏付ける材料となっています。
信頼関係を前提としたネットワークビジネスであるからこそ、勧誘の手法には特に慎重さが求められるのです。
事例③:家族や友人との関係が悪化したという相談が多い
サンクスアイのビジネスを始めたことで、家族や友人との関係が悪化したという相談も少なくありません。
収入を得るためには勧誘が必要であるため、近しい人をビジネスの対象にせざるを得ない状況になることがあります。
「身近な人にしつこく声をかけてしまい、疎遠になった」「家族に止められたが反発してしまった」といった声もあります。
人間関係に影響を及ぼすビジネスモデルである点が、多くのトラブルを生んでいる要因のひとつといえるでしょう。
事例④:強引な商品購入の誘導による金銭トラブルが発生している
実際に「欲しくない商品を購入させられた」と感じている人もおり、金銭的な被害につながったケースがあります。
「稼ぐためにはこの商品を買わないと始まらない」といったセリフで購入を促されるなど、心理的に断りにくい状況が生まれやすいのです。
中には、カードローンを組んで高額商品を買わされたという相談も報告されています。
こうしたケースは詐欺とまでは言えなくても、倫理的に問題があるとして批判されることがあります。
勧誘方法や販売スタイルに問題はあるのか?
SNSを使った副業アピールが多く見られる
最近では、SNSを活用した集客や勧誘が活発になっており、サンクスアイも例外ではありません。
「スマホだけで月収〇万円」「働かなくても稼げる」などの副業アピールを投稿し、興味を持った人をDMで勧誘するスタイルが多く見られます。
一見すると魅力的なライフスタイルのように映りますが、詳細を聞いてみるとネットワークビジネスだったというパターンも多いです。
情報の開示が曖昧なまま誘導されることに違和感を覚える人も少なくありません。
知人を装ってカフェや食事に誘う手口がある
サンクスアイの勧誘手法には、知人を装って自然な形で接触を試みるケースもあります。
「久しぶりに会おうよ」と誘っておきながら、実際にはビジネスの話を持ちかけるというやり方です。
これは、相手の信頼を利用する手法とも言えるため、勧誘された側にとっては裏切られたと感じることがあります。
特に、ビジネスの話をする前提がなかった場合はトラブルに発展しやすく、慎重な対応が求められます。
製品の効果より「稼げる話」が中心になっている
本来であれば、製品の品質や効果を重視した説明がされるべきです。
しかし、サンクスアイの勧誘では「いかに稼げるか」「成功している人がいる」といった話が先行することが多いようです。
そのため、「商品に本当の価値があるのかが見えてこない」という不安を感じる人も多くいます。
ビジネスとしての魅力をアピールするあまり、商品の本質が軽視されている印象を与えることが問題視されています。
セミナー参加を強く勧められるケースがある
サンクスアイの活動を始める際、多くの人がセミナーへの参加を求められると言われています。
このセミナーでは成功者の体験談やビジネスの魅力が語られ、参加者の意欲を高める演出がされています。
しかし、「最初は気軽な集まりだと思っていたのに、終わってみれば参加を強く勧められていた」といった声もあります。
心理的に断りづらい雰囲気の中で意思決定を迫られることが、不信感や違和感につながる場合もあります。
断りづらい人間関係を利用した勧誘がある
ネットワークビジネスでは、知人や親族を中心に紹介を行うケースが一般的ですが、それが逆に断りにくさを生む要因にもなっています。
「相手が親しい人だから、無下にできない」「関係を壊したくない」と思いながら渋々参加した人も少なくありません。
このように、人間関係の情を利用した勧誘方法は、精神的な負担を与える可能性があります。
特に、自分の意思よりも関係性に配慮して行動することが多い日本の文化では、こうした手法が大きな問題になりやすいのです。
サンクスアイに関わった人たちのリアルな口コミと評判を5つ紹介
口コミ①:始めは良い話ばかりだったが、後で不信感を持った
サンクスアイに興味を持って参加した人の中には、「最初は夢のような話ばかりだった」という声が多く見られます。
「これをやれば成功できる」「誰でもできる」などの前向きな言葉に惹かれて始めたものの、実際の活動が想像と違っていたという意見もあります。
説明と現実のギャップに気づいたとき、不信感が生まれてしまうことは珍しくありません。
結果として「騙されたのでは」と感じてしまい、ビジネス自体から距離を置く人もいるようです。
口コミ②:商品の効果が感じられなかったという声もある
サンクスアイの商品は、高品質であることを売りにしていますが、すべての人が満足しているわけではありません。
「飲み続けたけど、特に体調の変化を感じなかった」「市販のサプリとあまり変わらない気がする」といった感想も一定数あります。
もちろん個人差はありますが、高額な商品であることを考えると、期待外れに感じてしまう人も少なくありません。
その結果、「コスパが悪い」「リピートする気になれない」と感じてしまうようです。
口コミ③:友人を失ったことを後悔している人も多い
「このビジネスに夢中になりすぎて、友人を失った」と語る人の声もたびたび耳にします。
収入を得るには勧誘が不可欠なため、どうしても身近な人に声をかけることになります。
最初は応援してくれていた友人も、何度も勧誘されたことで距離を置くようになったというケースもあります。
「ビジネスのために大切な人間関係を犠牲にしてしまった」と後悔する人も少なくないのが現実です。
口コミ④:辞めた後に悪口を言われることがあった
活動をやめた後に、元のグループメンバーから陰口を叩かれたという話もあります。
「裏切り者扱いされた」「辞めた途端、冷たくされた」といった体験談からは、閉鎖的なコミュニティの一面がうかがえます。
これはどのネットワークビジネスにも起こりうる問題ですが、サンクスアイでもそういった声が存在しているようです。
辞めたあとの対応にも気を配らないと、人間関係にまで悪影響を及ぼす可能性があります。
口コミ⑤:中には満足して続けているという声も存在する
一方で、「商品も気に入っているし、収入も得られている」とポジティブな評価をしている人もいます。
特に、ネットワークビジネスの仕組みに理解があり、自分から積極的に行動できる人には合っているのかもしれません。
また、健康食品そのものに価値を見出して、ビジネス抜きで愛用している利用者もいます。
すべてが悪いというわけではなく、合う人と合わない人がはっきり分かれるビジネススタイルだと言えるでしょう。
サンクスアイに関わる前に知っておきたい3つの注意点
注意点①:収益モデルの仕組みをしっかり理解すること
サンクスアイのようなネットワークビジネスは、商品の購入だけでなく「人を紹介することで収益が生まれる」という仕組みです。
この構造を理解せずに始めてしまうと、思ったような収入が得られず、「話が違う」と感じる原因になります。
例えば、「自分が使っているだけでは収益にならない」「継続的に勧誘を続けないと報酬が減る」といった点は、事前にしっかり把握しておく必要があります。
仕組みが自分の価値観やライフスタイルに合っているか、冷静に判断することが重要です。
注意点②:勧誘を断る勇気と対応方法を持っておくこと
もしあなたが勧誘を受ける立場になった場合、その場の雰囲気や相手との関係性で断りづらいと感じることがあるかもしれません。
しかし、興味がなければはっきりと「参加する気はない」と伝える勇気も大切です。
「ちょっと考えさせてほしい」といった曖昧な返答では、何度も連絡が来ることもあるため、毅然とした対応が求められます。
無理に関係を続けようとせず、自分の気持ちを優先して対応しましょう。
注意点③:信頼できる第三者に相談してから判断すること
勧誘されたときや、自分が参加しようか迷っているときは、必ず家族や信頼できる友人、あるいは公的機関に相談するのが賢明です。
第三者の視点を取り入れることで、自分では見えなかったリスクや落とし穴に気づけることがあります。
特にネットワークビジネスは熱量の高い人が多く、感情に流されて判断してしまうことがあるため、冷静な意見をもらうことが重要です。
焦って決断せず、周囲の声にも耳を傾けながら慎重に判断しましょう。
サンクスアイがやばいと言われる理由についてまとめ
サンクスアイが「やばい」と言われる理由は、商品の価格や収益構造、勧誘方法など、さまざまな側面にあります。
実際に行政処分やトラブルの事例も報告されており、慎重に関わるべき存在だと考えられます。
もちろん、中には満足して活動を続けている人もいますが、自分にとって本当に必要なものかどうかは、情報をよく吟味して判断することが大切です。
少しでも不安を感じるなら、焦らず立ち止まって考えることが、自分を守る第一歩になります。